バレエを鑑賞したり、発表会に出ることは、お子様にとって特別な体験。幕が上がるまでの高揚感を高め、生の舞台をより楽しめるような「予習」にもぴったりの書籍をご紹介します。
まずはこの一冊でバレエの世界を丸ごと知ろう

キャラクターから読み解くバレエ作品事典
『新装版 バレエ・キャラクター事典』
新藤弘子 著, とよふくまきこ 絵 / 新書館
白鳥の湖やジゼルをはじめとした、13作品の名作バレエに登場するキャラクターたちを丁寧に紹介してくれ、作品理解が深まる一冊です。主役だけでなく、敵役や脇役まで一人ひとりの心の声に光をあてているので、「このお姫様、本当はこんなことを思っていたんだ」「悪役にもこんな事情が」と知ってから観ると、舞台の見え方がぐっと変わってきます。バレエ鑑賞の予習にもってこいの一冊。美しいイラストも見応えあり。読み仮名がふられていないので、小さなお子様は親子でお楽しみください。

遊びながら名作バレエに親しめる一冊

本番前のドキドキに寄り添う絵本
『うさぎのバレエだん』
石井睦美 著, 南塚直子 絵 / 小学館
バレエのレッスンでうまく踊れず、しょんぼりしていた女の子が、夜の劇場でうさぎたちのバレエ団に出会うふしぎな物語です。上手に踊れる男の子に誘われて足を踏み入れた先には、うさぎたちが繰り広げる幻想的な舞台が待っています。「うまくできなくても大丈夫だよ」という優しいメッセージが、読んでいるうちにじんわりと心にしみてくる一冊です。

特別な役目を担うねこ・ピンキーのお話

名作ストーリーを美しいイラストと共に堪能
『こどものためのバレエ・ストーリー Ballet Stories』
セイビア・ピロッタ 著, ブリジェット・バラジャー 絵, 田中 奈津子 翻訳 / 文化出版局
眠れる森の美女、白鳥の湖、くるみ割り人形、コッペリア、火の鳥、シンデレラという6つの名作バレエのお話を、漢字にふりがな付きでやさしく紹介してくれる一冊です。美しいお姫様や魔法の鳥、悪い魔法使いなど、バレエならではのロマンチックな世界観をたっぷり味わえます。これから観る演目のページだけをつまみ読みするのもよし、寝る前に一話ずつ読み聞かせるのもよし、使い方の幅が広いのも魅力です。

「少し知っている」だけでも、観劇や発表会での体験は飛躍的に豊かになることと思います。
バレエの舞台ならではの雰囲気を全身で感じ、その魅力に存分に浸れますように。

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